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氷上回廊

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氷上回廊

氷上回廊とは

氷上回廊とは

瀬戸内海に流れる加古川と日本海に注ぐ由良川をつなぐ(結ぶ)低地帯、
その名は「氷上回廊(ひかみかいろう)」。

氷上回廊と呼ばれる不思議な地帯には、丹波栗、丹波黒大豆、丹波大納言小豆などで有名な
丹波地域や、播州、丹後へと続く里山風景が広がっています。

その気候風土と豊かな文化には、この氷上回廊が深く関わっています。
氷上回廊は、地理的には、兵庫県から京都府の内陸部を南北に貫く、細長い低地帯です。

1,000m~3,000m級の山々が連なる本州の内陸部にあって、
わずか95mで本州をまたぐことができる、奇跡的な自然地形です。
この特殊な地形によって、南からの瀬戸内海式気候と北からの日本海側気候が出会い、
生命が不思議に入り混じり、豊かな文化と歴史が培われてきました・・・

氷上回廊を取り巻く豊かな自然と文化
NATURE and CULTURE

兵庫県丹波市氷上町石生。
ここに水分れ(みわかれ)と呼ばれる地域があります。ここは日本列島を縦断する中央分水界の中にあって本州一標高の低い中央分水界です。その標高はわずか95m。
ここに降った雨水の一方は加古川を経て瀬戸内海へ、もう一方は由良川を通って日本海へ流れます。
山々に囲まれたこの低地帯は瀬戸内海と日本海を結ぶひとつの道。

その名は「氷上回廊」

氷上回廊を取り巻く豊かな自然と文化は、他地域に例を見ない、地域を越え、時間を越えた特徴を備えています。
その環境は地域の自然や人々の暮らしに様々な影響を与えてきました。氷上回廊について考えることは私たちが住む自然環境について考えることと同じ。
氷上回廊をとりまく豊かな自然や文化を通じ、現代社会の大きな環境問題である『地球温暖化』と『生物多様性』という二つのテーマを考えるにふさわしい地域です。

ロゴマークのおはなし

氷上回廊は、東西に横たわる本州の脊梁(せきりょう)山地(中央分水界)の真ん中を、瀬戸内海から日本海まで南北に貫く低地帯です。その独特の地形から、太古の昔から現代にいたるまで、幾多の気候変動を経験する中で、常に生き物の回廊でもあり、人々の回廊でもあり続けました。そこでロゴマークには、この「東西の山地」と「南北の回廊」という地形的特徴と、生き物や人々が出会い、交わってきた「要の地」としての特徴をこめました。


ロゴイメージ

  • 中央の「回」の字は、東西南北から集まった人々や生き物たちが交流する様子を表現しています。
  • 上下左右に伸びる線は、「南北の回廊(低地帯)」と「東西の山地(中央分水界)」を表現しています。